
500万円だった建玉可能額が減りました(あたりまえですが)。
約定評価損益というのがありますが、これは現時点での評価です。レートが上下すると変化します。
最終的に売却するまでは、確定ではないので評価額で一喜一憂しないように心がけたいところです。
ここで注意しなければいけないことがあります。
それは、証拠金維持率です。
バーチャルでの証拠金(元金)が500万円という金額でスタートしているので、10000%超という証拠金維持率になっていますが、これが10万円からのスタートだと200%程度ということになります。レートが変動し、評価額が減少すると、証拠金維持率も低下します。
証拠金維持率が100%を下回った場合、追加の証拠金が必要になったりします。また、50%を下回ると強制決済(ロスカット)が発生したりします。
※追加の証拠金が必要になる条件やロスカットが発生する証拠金維持率は利用するサービスや設定により異なります。
ロスカットとは、これ以上、損失が大きくならないように、強制的に現時点のレートで決済してしまう仕組みです。これがあることで、元の証拠金以上に大幅な損失が出るようなことのないようにしています。もちろん、急激なレートの変動があった場合にロスカットが間に合わず、証拠金以上の損失が出る場合もあります。
小額から投資できることがメリットのFXですが、証拠金維持率に余裕がある状態で運用できる程度の証拠金は用意しておいた方がいいと思います。
